録音

 

録音というものはマイクにはじまり、録音機、処理アンプ、コンピューターなどの機器を使います。音楽は、聴いて心地よいものが望ましい訳ですから、私どもナゴヤディスクは、マイクの存在も、コンピューターの存在も感じない音を作りたい、そして心地よい響きを取りこみたい、と考えて仕事をしています。本多忠三

ナゴヤディスクの録音ポリシー

全ての録音プロジェクトにおいてこの考え方は一貫しています。

ナゴヤディスクでは録音、トラックダウン、そしてマスタリングに至るまで「心地よい響き」の追求を旨として、これまでお客さまにご満足いただける音を目指して努力してまいりました。

通常、ホールでのコンサート録音を行う場合、ホールの天井から吊り下げられている「3点吊りマイク」を使用します。このマイクでは演奏全体の音はもちろん、ホールの響きも余すコトなく録音することを目的としています。

ただし、ホールをスタジオとして使用する『スタジオ形式録音』においては3点吊りを使用せず、マイクスタンドを持ち込んでマイクを設置いたします。これはマイク設置位置の自由度が高いこと、マイクからアンプまでの回線距離を短くすることにねらいがあります。

ナゴヤディスクでは、このマイクの音を最終的な音作りの根幹部分として考えています。

さらにそれぞれの楽器の定位感、奥行きを作るために各楽器、各セクションという単位でその他にもマイクを設置していきます(楽器編成の規模によっても様々ですが、2~20本ほどのマイクを設置します)。

ナゴヤディスクサウンド

全ての音源は社内スタジオにおいてトラックダウン(音作り)の作業を通して完成形をむかえます。ナゴヤディスクがポリシーとしている「心地よい響き」を実現するためには、もちろん音量バランスも重要な要素です。

この作業では録音された各マイクの音量バランスを整え(時には不要だと思われるものは使わないこともあります)、さらには音の大小だけではなく奥行きも調整していきます。

この「奥行き」をどう作っていくのか?というのが最終的な音源の仕上がりを大きく左右します。「心地よい響き」というのはとても抽象的な言葉ではありますが、会場のベストポジションで演奏を聴いている状態を想像していただけると良いかもしれません。

また、ナゴヤディスクが作る音の要となってくる要素がもう一つあります。

それはナゴヤディスクでしか使用できないリバーブ(残響効果)です。

こちらについての詳しい説明は「ナゴヤディスクの歴史」を読んでいただけるとその成り立ちをご理解いただけると思います。

もしかすると、リバーブ(残響効果)というものに消極的なイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。リバーブ(残響効果)に対して、そういう印象をお持ちの方はいわゆる「お風呂」の中にいるような、またはカラオケなどでマイクにかかっているような響きを想像してらっしゃるかと思います。

ナゴヤディスクで使用するリバーブ(残響効果)は残響を付加するものではありますが、その目的の主旨としては、録音で得られた会場内の響きに対してさらに「ツヤ」を与えていくものになっています。もちろん、会場がドライ(響きの少ない)な場合にはリバーブ(残響効果)で補うことも行います。逆にウェット(響きが豊か)な会場では会場の響きを活かしつつ、ツヤを与え演奏全体に輝きを与えます。

ナゴヤディスクには、ナゴヤディスクでしか作ることの出来ない音・響きがあります。

ナゴヤディスクの残響効果(リバーブ)について

ナゴヤディスクの音楽制作においてなくてはならない存在が先述のREVACというリバーブ。

現在のナゴヤディスクのDAW環境においてREVACの響きは「Altiverb」とうプラグインを介して再現されています。

「Altiverb」は世界中の様々な音楽ホール、名器と言われる音響機材のIR(インパルス・レスポンス)データが数多く収録され、いつでも呼び出すことが可能となっている素晴らしいプラグインです。

この環境下においても、ナゴヤディスクの音作りにはREVACが欠かせません。

これは今までのナゴヤディスクの伝統をただ重んじているというワケでもありません。常に演奏者の方々にとって満足のいく心地よい響きを求めて仕事をしております。

REVACの持つキラキラとした輝きとツヤのある響きは、世界中の音楽ホールや音響機器と比べてみても他には存在しません。

音響機器の技術が上がり、様々な選択肢のある中で、それでも私たちはREVACというリバーブを選択しているわけです。

それは、このREVACというリバーブがナゴヤディスクの音楽制作において最適であり最高の響きを持っているということの証明だと感じています。

DAWプラグインとして稼動するREVAC 16S(audioEASE altiverbXLに組み込み)

出張録音

「演奏会場でのライブ録音をしたい。」

「CD録音のためにコンサートホールを借り切って、思う存分録音をしたい」

全て私たちにおまかせください。

出張レコーディングはナゴヤディスクがもっとも得意とするモノの一つです。年間150件以上の録音を、様々な条件、場所で行っております。あなたのお望みのレコーディングを私たちが行います。長年、ナゴヤディスクでは与えられた条件で最善のレコーディングを行う技術と経験を培って参りました。また、レコーディングに使用する機材類も出張レコー ディング専用にマイクアンプを新しく開発しました。

特に出張レコーディング専用に開発されたマイクアンプは、増幅部にオペアンプを使用せず、音質にこだわったディスクリート設計を採用。最高度の音質のものであると自負いたしております。

さらに厳選したミキサー、モニターミキサー等を使用することによって高音質である事は勿論、録音現場でのスピーディーなセッ トアップも可能にしています。

世界最高水準のマイクロフォンと相まって、皆様にきっとご満足していただける音と響きをレコーディングいたします。また、ホールに限らず、学校体育館での録音においてもこの理念は変わりません。

その日その場で奏でられた「響き」を大切にした録音を行っております。

ハイレゾリューションレコーディング

ナゴヤディスクではデフォルトで24bit/48kHzでの高音質録音を行っています。さらにハイレゾリューションでの録音をご希望の場合、24bit/192kHzでの24ch録音まで対応可能となっております。

詳細や録音プランなどはこちらをご覧ください。

ハイレゾリューションレコーディング

最高の音質でCD制作

CD制作をご希望の場合は、こちらをご覧ください。

演奏会CD

ビデオ作品でもこのポリシーは貫かれております

演奏会CDはもちろん、卒業記念DVD、演奏会DVDをはじめとしたビデオ作品でもこの録音ポリシーが貫かれております。

各種製品につきましては、こちらからご覧ください。

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