演奏家のかたがたへ

CDは、ご存知のように、日本中の、世界中の何処にでも何時でも誰でも聴けるもので、
予想外のひろがりを持つ場合があります。
ご自身の演奏を多くの人々に聴いて貰いたいと考えた場合、演奏会を催す事とは一味違っています。
ここで、演奏会とどんな違いがあるかを考えてみましょう。

演奏を多くの人々に聴いて貰うために、最も多くなされているのは「演奏会」です。
演奏会の最大の意味は、聴衆と同じ空間を共有して演奏できる点です。
一度しかないチャンスであり、やり直しが出来ない緊張感が演奏を支えます。聴衆にその緊張感が伝わり、演奏家に帰ってきます。益々、演奏は好ましい方向に進みます。
その演奏家の生涯で最もエモーショナルな演奏は演奏会で行われたものでしょう。

演奏会の強い印象は何物にも代えがたいものです。人々の心に残るでしょう。
しかし、時間が経つと徐々にその印象は変わります。場合によっては薄れるかもしれません。
大きいエネルギーを使って行った演奏会なのに、数年後に残ったものは、薄れたかも知れない印象と、次の演奏会のプロフィールに一行書かれる業績です。
演奏会は、その日に来場できなかった人には、少なくとも印象を与えることは出来ません。

CD は、例えばその演奏会をライブCDにした場合でも、より多くの人たちに聴いて貰えます。とかく、失いがちなプログラムも印刷物として残ります。

ライブでないCD は、普通、響きの良いコンサートホールを借り切って行います。
失敗が許されない本番と違った落ち着きが期待でき、演奏家ご本人の「心」を語るのに適しています。

CD と言うものは、何回聴いても同じ音が出てくるものですが、何が語られているかによって、聴くたびに違って聴こえる現象があります。

ともかく、予想をこえて広く多くの人たちに聴いて貰えるものがCD です。

また、CDは、末永く残りライフワークとして、絶好のものです。
生涯の記念碑として永遠の意味を持つものです。
私ども(株)ナゴヤディスクでは、インターネットを通じこれらのCD を全国に広めようとしています。